千葉ロッテマリーンズ2023年ユニフォームデザイン
千葉ロッテマリーンズ
千葉ロッテマリーンズの2023年から着用するHOME・VISITORユニフォームのデザインを担当しました。
チームのブランディングを踏襲し、昇華プリントから刺しゅう・染色生地への変更を実現しました。
(ビジュアル関連は球団の制作)
Before
千葉ロッテマリーンズの2023年からの新ユニフォーム。チームがブランディングを強化している中、そのビジョンを体現するユニフォームをデザインする。
Approach
マリーンズはブランドブックを作成するなど、新たな常勝軍団になるべくブランディングを行っており、その後に初めてリニューアルされるユニフォームとして、その思想を体現する方法をデザイン。
■刺しゅう・染色生地への変更
常勝軍団に相応しい誇りを抱けるユニフォーム、そして品格と一貫性と品質を守り、ブランド力を高めていくため、昇華プリントから刺しゅうにし、生地もブラックに染めたものに変更。
この選択は簡単なようで実現が難しい時代であるが、ストーリーを構築することで、品格を極めるべく実行された。
■ビジターの3本ライン
ブランディングで策定されている勝つための三ヶ条【挑戦・熱狂・結束】を3本のライン材で表現。球団のフィロソフィーと野球のオーセンティックな仕様をミックスさせたデザインで実現。
■書体の変更
アメリカでのスタイルや現代のスマホ視聴も踏まえ、品格・機能の両面で書体を調整。既存書体を細かく分析し、やや長体で字の中のオープンスペースを広くすることで小さな画面でも可読性を高め、オーセンティックな一体感をさらに高めている。
Category
Product Planning, Product Design
Credit
Creative Director:Daisuke Fushimi(amadana)
Uniform Design:Daisuke Fushimi(amadana)